生物の構成

 生物は細胞から構成されます。細胞から構成されるのはいいのですが、構成の仕方が生物によって様々です。ここでは、生物のからだの構成と分類に用いられる用語について解説します。

単細胞生物と多細胞生物

 生物には1細胞のみで構成されるものと複数の細胞で構成されるものがいます。そしt,

  1. 単細胞生物:1細胞で構成される生物
  2. 多細胞生物:複数の細胞で構成される生物

と名前がつけられています。わたしたち人間は複数の細胞から構成されるので、多細胞生物になります。一方、単細胞生物の例としてはゾウリムシやアメーバなどがあります。

ゾウリムシ(Wikipediaより)

ゾウリムシ(Wikipediaより)

Amoeba proteus (Wikipediaより)

Amoeba proteus (Wikipediaより)

真核生物

 細胞の中には核という遺伝情報が収めされるスペースを持つ細胞ともたない細胞がいます。そして、

核を持つ細胞を真核生物といいます。

私たち人間の細胞は核を持つので真核生物となります。一方、大腸菌は核を持たないので真核生物ではありません。

大腸菌E.Coli(Wikipediaより)

大腸菌E.Coli(Wikipediaより)

多細胞生物の構成

 私たちの体は心臓や胃など様々なものから構成されます。これらはすべて細胞からできています。そして、これらの細胞の構成分子が異なるために、それぞれの細胞の動作が異なります。そのため、いろいろな機能を実現することができるのです。

 多細胞生物で同じ形やはたらきを持つ細胞の集まりのことを組織と呼びます。そして、組織があつまり機能を獲得した細胞の集まりを器官といいます。例えば、心臓はポンプの役割を果たす器官です。そして、収縮する細胞の集まりや血液と接する場所を構成する細胞の集まりなど様々な組織が組み合わさって心臓は構成されます。

著者:安井 真人(やすい まさと)