免疫学

好中球により外敵が駆除される

 わたしたちの身の回りにはたくさんの細菌やウイルスなどの外敵が存在します。細菌は栄養豊富な場所へいると、瞬く間に増殖していきます。培養液で生き物を培養した経験のある人がいるとわかると思いますが(いないか!?)、クリーンベンチで外部の菌が入らないようにしないと飼っている生き物以外の菌が急激に増えてしまいます(コンタミという)。私たちの体の中は栄養豊富なので、もしも細菌が少しでも混入したら、菌でうめつくされてしまいます。そのため、私たちの体には外敵が体内に侵入しても排除できるような仕組みが存在します。それが、「免疫」です。

細菌が侵入したら

 前回、細菌が侵入したら、好中球が集合して駆除するという話をしました。ここで問題になるのは、どのように細菌にいる場所に好中球を集めるかになります。ここでは、その過程のはじめの話をします。