作用・反作用の法則
カテゴリ:力学

ある物体が別の物体に力を与えるとき、かならず自分も力を受けます。
この法則を作用・反作用の法則といいます。
ここでは、この作用・反作用の法則について解説していきます。
いま二つの質点A,Bがあり互いに相互作用しているとします。
もし、質点Bが質点Aへ及ぼす力をとすると、質点Aに関する運動方程式は
となります。ここでは質点Aの質量です。
同様に質点Aが質点Bへ及ぼす力をとすると、質点Bに関する運動方程式は
となります。ここでは質点Bの質量です。
作用・反作用の法則とは、力と
において
が成り立つ法則のことです。
違う呼び方ではニュートンの第三法則と呼びます。
作用・反作用の法則の例をあげると、自分以外の人に攻撃したら、自分も力を受けて痛いということがあります。
ですから、ものに八つ当たりをするのは、自分のためにもやめるべきです。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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