波の干渉
カテゴリ:波動

いま二つの地点A,Bで波が発生しているとしましょう。地点A,Bにより地点Cにつくられる波はそれぞれ
となります。ここで、はそれぞれ周期と波長と振幅です。ここでは、地点A,Bでつくられる波の周期と波長と振幅は等しいとしています。また、
はそれぞれ地点Cと地点A,Bとの距離で、
は位相を表しています。
重ね合わせてみる
重ね合わせの原理が成り立つので、地点Cの波は
となります。ここで注目して欲しいのはには時間の項が入っていないということです。よって、もし
なら地点Cの振幅は常に0になります。一方
なら地点Cの振幅は最大になります。つまり
のとき、弱め合い、振幅は0
のとき、強め合い、振幅は
となります。
さらに計算を進めると
なので
のとき、弱め合い、振幅は0
のとき、強め合い、振幅は
となります。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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