連立一次方程式の応用
カテゴリ:方程式

前回、連立一次方程式の解き方について学んできました。ここでは、実際に連立一次方程式を利用して問題を解いて慣れていきます。では、実際に連立方程式を使って問題を解いていきます。
みかん3個とリンゴ2個で400円です。また、みかん1個とリンゴ2個の値段は同じです。みかんとリンゴの値段はそれぞれいくらでしょうか?
まずみかんとリンゴの値段をそれぞれ
円と
円
と置きます。
するとみかん3個とリンゴ2個で400円なので
となります。また、みかん1個とリンゴ2個の値段は同じなので
が得られます。つまり
となります。ではこの連立方程式をときます。式(2)を式(1)へ代入すると
となります。これを式(2)に代入して
となります。よってみかんが100円で、りんごが50円というのが答えです。
著者:安井 真人(やすい まさと)
@yasui_masatoさんをフォロー