正の数と負の数
カテゴリ:数と式

子供の頃、お風呂に入ると「1から100まで数えてから出るように」と親から言われたことがありませんか?中には1000まで数えたかたもいるかもしれません。さらに10000,100000と数えていった強者もいるのかもしれません。
以上のように数は
0、1、2、3、…、100、101、102、…
と無限に続いていき、きりがありません。
数直線
無限に続く数の集まりは、無限に長い線である直線により表現できます。その直線を「数直線」とよび、以下のようになります。
この数直線を使えば、0.5やといった数を表現できます。
数直線は右に続くわけですが、「数直線を左に拡張できるのでは…」と考えたのが負の数のはじまりです。
正の数と負の数
下の数直線のように数直線を左にも拡張します。
0が境になっていて、左の部分には「ー」がついていて右の部分と区別しています。右の部分を正の数といい、左の部分を負の数といいます。0は正の数でも負の数でもありません。
次の数は正の数か負の数かどちらでもないか答えよ
(1) 0、(2)-3、(3)2.3
(1)どちらでもない
(2)負の数
(3)正の数
著者:安井 真人(やすい まさと)
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