正負の数の加法と減法
カテゴリ:数と式

小学校まででは、正の数の計算をひたすらやらされます。例えば「1+1=2」といったかんじです。中学校では、正の数だけでなく負の数も登場します。では、負の数の計算はどうやればいいのでしょうか?というわけで、ここでは正負の数の足し算と引き算について説明します。
正の数を足す
まず小学生に戻って、以下の計算をしてみましょう。
答えは
となります。できたでしょうか?これを数直線で書くと
となります。つまり、
正の数を足すと右に足した数(3)だけ進む
ことがわかります。
正の数を引く
ではまたまた小学生に戻って、
を計算してみましょう。すると
となります。これを先ほどと同様に数直線で書くと
となります。このことから、
正の数を引くとは数直線上で左へ進むということ
がわかります。
負の数を足す
ではいよいよ負の数へ進みます。正の数を足す場合は数直線上で右に進みましたが、
負の数を足す場合は左に進みます。
例えば
なら
のように3から5左に進んで
となります。
負の数を引く
正の数を引く場合は左に移動したので、
負の数を引く場合は右に進む
と考えます。例えば
なら
のように右に3つ進んで
となります。
著者:安井 真人(やすい まさと)
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